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アプリダウンロードのインタースティシャルをモバイルフレンドリーのチェック項目に追加

アプリダウンロードのインタースティシャルをモバイルフレンドリーのチェック項目に追加

Googleは、2015年11月1日より、アプリダウンロードのインタースティシャルがモバイルフレンドリーのチェック項目として追加されることを今月初旬に発表しました。(Googleウェブマスター向け公式ブログ:アプリバナーでよりモバイル フレンドリーなウェブページを – 2015年9月2日(水)

アプリダウンロードのインタースティシャルとは、ユーザーが閲覧しているページの上にオーバーレイで表示される、アプリのダウンロードを促す広告のことです。このインタースティシャルがユーザーの閲覧しているページの大部分を隠すような場合、モバイル検索結果において、モバイルフレンドリーではないと判断されるようになります。そのため、11月1日以降は、ページの大部分を隠すインタースティシャルを差し込んでいないページがより上位に表示されるようになり、差し込んでいるページは流入数が減少する可能性があります。

なお、今回は、アプリダウンロードのインタースティシャルのみが対象となり、メーリングリストの登録フォームなど他のタイプのインタースティシャルには影響しません。

なぜ、モバイルフレンドリーのチェック項目となったのか?

今回の発表を唐突に感じる方もいるかと思いますが、以前、GoogleではGoogle+のアプリダウンロードのインタースティシャルを用いてユーザー行動の調査を行っており、その結果が反映されたものと考えます。(Googleウェブマスター向け公式ブログ:Google+: アプリ ダウンロードのインタースティシャルに関する事例紹介 – 2015年7月24日(金)

調査によると、インタースティシャルで「アプリを入手」ボタンを押したユーザーは9%であったのに対して、69%ものユーザーが、ボタンを押さなかっただけではなく、そのままページを閉じてページのコンテンツを見に行くこと自体も放棄してしまったとのことです。しかも、インタースティシャルをやめると、1日のアクティブユーザーが17%増加し、アプリのダウンロードはわずか2%落ち込んだだけで、ほとんど影響がなかったとのことです。

このことから、Googleでは、アプリダウンロードのインタースティシャルは単にユーザーの検索エクスペリエンスを低下させ利便性を妨げるものでしかないという結論を出したものと考えます。ただし、あくまで、ユーザーの操作を妨げるような、ページの大部分を隠すといった場合のみであり、押し付けがましくなく、上部などにバナーを表示するにとどめられている場合は問題ないようです。

インタースティシャル.png

自社サイトのチェック方法

自社サイトがインタースティシャルを差し込んでいるけど、ページの全体を覆い隠してはいないし、どうなのかと気になっている方も中にはいるのではないでしょうか。Googleでは、モバイルフレンドリーかどうかをチェックするのに、以下の2つのツールを提供しており、今回の発表にあわせて更新しているので、是非確認してみましょう。

モバイルフレンドリーテスト

URLを指定して「分析」ボタンを押すだけで確認でき、新規作成・変更したページをすぐに確認したい場合などに適しています。

モバイルユーザビリティ レポート

Search Console(旧ウェブマスターツール)の一機能であり、サイドナビの[検索トラフィック] の下の [モバイルユーザビリティ]という項目を選択すると、サイト内でインタースティシャルの問題があると診断されたページの数、URL一覧などを確認することができます。

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